げーしーのくらし

のびのび生きたい。長生きしたい。そんな日々です。

「嫌儲」は自分に返ってくると思う。広告費のしくみと一緒に解説します。

 

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こんにちは!げーしー(@Gasea1991)です! 

 

みなさん、アフィリエイトって胡散臭いですか?

 

一見、ペタッとリンクを貼るだけで、稼げてるように見えるので「ラクして稼ぐなんてけしからん!」みたいな人もいるんじゃないですかね。

 

あと、「なんとなく赤の他人に金儲けさせるのは腹立つ!」って人もいそうですね。

そういうのを「嫌儲」とか言うらしいです。

 

嫌儲について、気になるツイートが流れてきたので、思ったことを書いていきます。

 

アフィリエイトのリンク貼るなんてセコイ! 

ZOZOTOWNの田端さんが、ツイッターでやりとりしている時に、ある本についてamazonアフィリエイトリンクを貼ってやり取りしてました。

ちなみに田端さんはフォロワーが15万人くらいいるので、ここのリンクを踏んでamazonから本を購入すれば、田端さんはその分の収益を得られます。

 

で、リンクがアフィリエイトリンクなのを見て、続々と「物言い」が付き始めます。

要は、「影響力を利用して、金儲けをするのはどうかと思う」みたいのが多いですね。 

うーん、ぼくは嫌儲的な考えはあんまり好きじゃないですね・・・

 

えっ?アフィリエイトリンクでもいいじゃん?

で、田端さん本人含め「別にいいじゃん?」って人も続々とツイートします。

 

田端さんいわく、「マーケティングですよ」と。もちろん収益化の側面もあると思います。

あと、面白いと思ったのは、「アフィリエイトが嫌ならディーラーから車買えないじゃん」って意見です。

これ、意味わかりますか?

 

「広告費」はあらゆるものにかかっている

 アフィリエイトで紹介者にお金がもらえるのは、広い意味で「広告費」としてです。

 

もうちょっとかみ砕くために、広告費はどのようにして発生しているのか。

テレビを例にとって考えてみます。

 

テレビってなんでタダで見れると思いますか?

芸能人のギャラ、製作スタッフの給与、明らかに大きなお金がかかってます。

そうです、「スポンサーからの出資」があるからですよね。

 

じゃあ、スポンサーの出資金はどこから出てるか、知ってますか?

スポンサー持っている「商品の売り上げ」からです。

 

じゃあ、「商品の売り上げ」はどこからでているのでしょう?

そうです。私たちの財布からです。

 

実は、私たちがタダで見れているって思ってるテレビは、タダじゃありません。

スポンサーの商品を買うことによって、間接的にぼくたちが、放送料を負担しています。

 

「広告費」はあらゆる商品の値段にうす~く、乗っかっているんです。

消費税をイメージしてもらえると分かりやすいです。ぼくらが、医療費の補助を受けられるのは、消費税として蓄えているからです。

 

こう考えると、いろいろなものに「広告費」がかかることが理解できるのではないでしょうか。

車のディーラーは、スタッフの人件費や、ディーラーの建物、土地などの経費が全て「広告費」です。これが、車の価格に乗っかっています。

 アフィリエイトの場合、アフィリエイトリンクを張った人の労力が広告費です。

この「労力」がかかってないように見えるから、セコイ風に見えるんでしょうね。

 

広告費はムダなのか?

当たり前ですが、広告費が不要なら、もっと安く商品を買えます。

じゃあ、広告費がなくなるとどうなるのか?

そうすると、「善意の口コミ」と「自分の経験」だけを頼りに商品を買う必要があります。

 

車のディーラーが無くなれば、どんな車がいいか?この車の特徴は?といったものを説明してくれる人はいなくなります。

もちろん、それによってメリットを得ているメディア(テレビ、ブログ)もなくなりますね。

車が欲しい場合は、すでに乗っている人に借りたり、カタログや公式ホームページをじっくり眺めて買わなければいけなくなります。

 

普通に不便じゃないですか?

ぼくは欲しい商品があったら、ググって口コミやまとめ記事見ますし、ディーラーの人に特徴聞きたいです。

 

ぼくらがなぜ広告費を払うのか?

それは、「有益な情報を提供してくれているから」です。 

アフィリエイトは、「その人の知らなかったことや、知りたかったこと」を提供しているので、十分有益な情報を提供していると思います。

 

ぼくは、自分にとって有益なものに対価を支払うのは、当たり前だと思ってます。

そうじゃないと、自分が他人にとって有益なことをした時も、正当な対価が支払われないと思うからです。

そのことについては、以下のようにツイートしました。

 

サービス残業、低賃金、これは与えた価値に対して、正当な対価が支払われていない典型例です。

嫌儲的な思想だと、こういうのを仕方なく受け入れるしかないんじゃないでしょうか?

 

ぼくは、自分にとって有益なものには、ちゃんとお金を払いますし、逆に、自分が何か有益なことをした時は、しっかりお金をもらいたいです。

 

その方がお互い気持ちいい気がしませんか?

 

この議論については、賛否両論あると思いますが、ぼくは嫌儲的な考えはあんまり好きじゃないな~。自分に返ってきそうなので。

こういう賛否両論あるテーマについて、考えてみると自分の考えが分かって面白いですね。

 

げーしーでした!