こんにちは!げーしー(@Gasea1991)です!
みなさん、アフィリエイトって胡散臭いですか?
一見、ペタッとリンクを貼るだけで、稼げてるように見えるので「ラクして稼ぐなんてけしからん!」みたいな人もいるんじゃないですかね。
あと、「なんとなく赤の他人に金儲けさせるのは腹立つ!」って人もいそうですね。
そういうのを「嫌儲」とか言うらしいです。
嫌儲について、気になるツイートが流れてきたので、思ったことを書いていきます。
アフィリエイトのリンク貼るなんてセコイ!
山口さん、すみません。僕が読ませて貰ってたのはこっちの本でした。だから、これまでの私の指摘はあの本に当てはまるのかはわかりません・・・。https://t.co/VVttwDafY1 https://t.co/c9AXfesc7A
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2018年4月6日
ZOZOTOWNの田端さんが、ツイッターでやりとりしている時に、ある本についてamazonのアフィリエイトリンクを貼ってやり取りしてました。
ちなみに田端さんはフォロワーが15万人くらいいるので、ここのリンクを踏んでamazonから本を購入すれば、田端さんはその分の収益を得られます。
けど今のお立場でアフィリンクはイメージ的には良くないのでは。fatboy-22というのがアカウントでしょうか。アソシエイトリンクつけずに普通に直リンで活動しても十分なのではと思ってしまいました。
— ぽんぽんきっき (@ponponkikki) 2018年4月6日
嫉妬です。僕のお金が数百円でも他の誰かに入るなんて悔しい!働かずにリンクはるだけで稼ぐなんて、そのフォロワー数、知識、知見を集める労力なんて想像もできないのでむかつくのです。羨ましい。だから僕はテレビのプロレスで、合間に広告が入るのも嫌です。NHKしか見ていません。
— かずま (@kazumanoblog) 2018年4月7日
で、リンクがアフィリエイトリンクなのを見て、続々と「物言い」が付き始めます。
要は、「影響力を利用して、金儲けをするのはどうかと思う」みたいのが多いですね。
うーん、ぼくは嫌儲的な考えはあんまり好きじゃないですね・・・
えっ?アフィリエイトリンクでもいいじゃん?
で、田端さん本人含め「別にいいじゃん?」って人も続々とツイートします。
なんで、アフィリンクがダメなの? 読者の皆さんに、なにか害があるのですか? 自分の発言に対して、実際に何冊売れたか?CVRはどうだったか?というのは、発言へのマーケットからのフィードバックとしても実に貴重なのですが。 https://t.co/9laNRVYEFJ
— 田端 信太郎 (@tabbata) 2018年4月6日
アフィリリンクだらけのこの世の中で何いってんの、という感じ。アフィリが嫌ならディーラーからも車買うなっての。
— SUGAMARU (@graciace5) 2018年4月7日
田端さんいわく、「マーケティングですよ」と。もちろん収益化の側面もあると思います。
あと、面白いと思ったのは、「アフィリエイトが嫌ならディーラーから車買えないじゃん」って意見です。
これ、意味わかりますか?
「広告費」はあらゆるものにかかっている
アフィリエイトで紹介者にお金がもらえるのは、広い意味で「広告費」としてです。
もうちょっとかみ砕くために、広告費はどのようにして発生しているのか。
テレビを例にとって考えてみます。
テレビってなんでタダで見れると思いますか?
芸能人のギャラ、製作スタッフの給与、明らかに大きなお金がかかってます。
そうです、「スポンサーからの出資」があるからですよね。
じゃあ、スポンサーの出資金はどこから出てるか、知ってますか?
スポンサー持っている「商品の売り上げ」からです。
じゃあ、「商品の売り上げ」はどこからでているのでしょう?
そうです。私たちの財布からです。
実は、私たちがタダで見れているって思ってるテレビは、タダじゃありません。
スポンサーの商品を買うことによって、間接的にぼくたちが、放送料を負担しています。
「広告費」はあらゆる商品の値段にうす~く、乗っかっているんです。
消費税をイメージしてもらえると分かりやすいです。ぼくらが、医療費の補助を受けられるのは、消費税として蓄えているからです。
こう考えると、いろいろなものに「広告費」がかかることが理解できるのではないでしょうか。
車のディーラーは、スタッフの人件費や、ディーラーの建物、土地などの経費が全て「広告費」です。これが、車の価格に乗っかっています。
アフィリエイトの場合、アフィリエイトリンクを張った人の労力が広告費です。
この「労力」がかかってないように見えるから、セコイ風に見えるんでしょうね。
広告費はムダなのか?
当たり前ですが、広告費が不要なら、もっと安く商品を買えます。
じゃあ、広告費がなくなるとどうなるのか?
そうすると、「善意の口コミ」と「自分の経験」だけを頼りに商品を買う必要があります。
車のディーラーが無くなれば、どんな車がいいか?この車の特徴は?といったものを説明してくれる人はいなくなります。
もちろん、それによってメリットを得ているメディア(テレビ、ブログ)もなくなりますね。
車が欲しい場合は、すでに乗っている人に借りたり、カタログや公式ホームページをじっくり眺めて買わなければいけなくなります。
普通に不便じゃないですか?
ぼくは欲しい商品があったら、ググって口コミやまとめ記事見ますし、ディーラーの人に特徴聞きたいです。
ぼくらがなぜ広告費を払うのか?
それは、「有益な情報を提供してくれているから」です。
アフィリエイトは、「その人の知らなかったことや、知りたかったこと」を提供しているので、十分有益な情報を提供していると思います。
ぼくは、自分にとって有益なものに対価を支払うのは、当たり前だと思ってます。
そうじゃないと、自分が他人にとって有益なことをした時も、正当な対価が支払われないと思うからです。
そのことについては、以下のようにツイートしました。
嫌儲的な思想の人って、それが自分に返ってくること想像できないんだろうな。
— げーしー@会社辞めます (@Gasea1991) 2018年4月7日
「価値ある情報タダでよこせ!」って人は「お前の労働力を不当に安く使わせろ!」っていうのも、受け入れるんじゃないかな?
価値を得たら、適正な対価を支払うのは基本中の基本。 https://t.co/E3Pe2esunV
サービス残業、低賃金、これは与えた価値に対して、正当な対価が支払われていない典型例です。
嫌儲的な思想だと、こういうのを仕方なく受け入れるしかないんじゃないでしょうか?
ぼくは、自分にとって有益なものには、ちゃんとお金を払いますし、逆に、自分が何か有益なことをした時は、しっかりお金をもらいたいです。
その方がお互い気持ちいい気がしませんか?
この議論については、賛否両論あると思いますが、ぼくは嫌儲的な考えはあんまり好きじゃないな~。自分に返ってきそうなので。
こういう賛否両論あるテーマについて、考えてみると自分の考えが分かって面白いですね。
げーしーでした!